働かない働きアリ

色々発信したくなった強欲者のブログ。自分の考えを沢山の人と共有できたらと思ってます。

日本人の奴隷根性

教師の国別残業時間に関する統計が発表され、小中ともに日本が一位だった。

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20190619-OYT1T50271/

知り合いの教師の労働環境を知ってる人ならそらそうだわという結果だ┐(´д`)┌ヤレヤレ

日本人の劣悪な労働環境に関するニュースを見る度、何故日本の労働時間は長いのかと毎回感じる。
それに答えた記事をいくつも読んできた。

産業の新陳代謝の遅さ
生産性の低さ
業務範囲の曖昧さ
残業を奨励する風潮
完璧主義

少し考えただけでこれだけ挙がる。
これらは相互に関連している事項であり、根底に日本人の性格が存在するのもよく言われることだ。
空気を読む、年長者を立てるといった日本人の美徳が長時間労働を助長していると言われるが、これに関してはいくらでも解説記事があるので説明はしない。


冒頭の記事を読んでいるとき以前彼女と仕事観を巡って小競り合いをしたのを思い出した。
彼女は労働は会社のために行うべきで、給料を頂いていることを会社に感謝して会社のために働かねばならいのだと言い放った。
勿論給料は自分のものだが、自身を雇用してくれている会社に尽くすことが大事だと主張した。

正にこれだと思った。
日本人の社畜根性は遺伝子レベルで染み付いている。
かつての高度成長時代と異なり、もはや企業は個人の将来を保障してくれない。
ITの隆盛と共に世の中の流れは加速し、大企業の地盤も盤石とは言えなくなった。

この時代において、我々庶民たる労働者は第一に生きるため、金のため、あくまで己のために仕事をするべきだ。

企業のために仕事すると声高に叫んでしまう人は企業が倒産したら、リストラされたらどうするんだ。

自分の面倒は自分で見るしかない。
明日放り出されても生きていける能力を見つけることが私の永遠の目標だ。
更に労働者が皆企業に頼らない世の中になれば、企業は焦り、長時間労働を本気で減らし、労働者にとって魅力的に見える企業作りに一層励むだろう。

労働者が己のために働くこと、自分の人生の面倒は自分で見る覚悟を持つことで(休日に勉強しない人、会社にぶら下がっている人には本当に難しいことだと思うが)長時間労働は是正に向かうと信じている。